今だけのお楽しみ!
マコモダケの塩金平。
今年もこの季節がやってきました、食欲の秋!
秋って本当に美味しいもの沢山。
芋栗南京、ブドウにイチジク、梨に柿、秋刀魚に秋鮭、そして新米、、、涼しくなって過ごしやすくなったことに加えてこんなに美味しい味覚が溢れていたんじゃ、否応なしにもコレは完全に太らせにきてやがるぜ…!(誰が)
さてそんな秋の味覚の一つ、約1ヶ月間の超期間限定でしか食べることができない『マコモダケ』
ご存知でしょうか?
まだまだ聞き慣れないこの名前、きっと知らないという方も多いと思います。普通のスーパーなんかには売ってないですしね。
マコモダケ、中国野菜の一つで中国では高級野菜。
見た目は竹のようですがキノコの仲間なんだとか。食感は調理法によって少し変わってきますが
炒めるとエリンギのような感じ。
炊くとややホクっとした感じ。
煮ても揚げても素焼きでも、新鮮なものなら生のままシャキシャキサラダとして。
マコモダケ自体にはあまり味はなく、色んな料理に使える万能食材です。
我が家では炊き込みご飯や炒め物なんかで食べるのですが今回はその中でもよく作る塩金平の作り方を紹介しようと思います。
レシピ:マコモダケの塩金平
作り方
- 野菜を細切りにし、フライパンにニラ以外の野菜、生姜、ニンニク、砂糖を入れ、分量外の油(ごま油可)と混ぜ合わせたら火を点ける。
- 中火で炒め合わせ全体にしっとりしてきたら残りの調味料を入れ、ニラを加えたら汁気がなくなるまで炒め合わせる。
- 味をみて調える。
お好みでゴマを振っても良し。
以上!
簡単!笑。
ポイント
マコモダケはあっという間に火が通るので火の通り具合は人参と蓮根の硬さをみてくださいね。
他にも牛や豚肉を入れたり、糸こんにゃくなどお好みの食材を足してください。
逆にマコモダケだけでもいいです。私は蓮根とニラは必ず入れます。
黒胡椒が大好きなのでついついなんにでもかけてしまうんですが
騙されたと思って是非一度お試し頂きたい。
騙されたらごめんなさい。
まとめ
私の実家は北陸にあります。
数年前から地域でマコモダケの栽培を始め、田んぼで簡単に育つようで実家でも田んぼの一角をつかって少量ながら自宅で食べる用にと栽培を始めました。
始めは見慣れぬ野菜?に困惑したものですが笑、
今やマコモダケが届くのを楽しみにしています。
私自身は実家を離れて早15年。今でも定期的に送られてくる田舎の味に加え、こういう新しいものが加わったりと宅配便で感じる季節の変化やふるさとの便り。
実家を離れて初めてわかる、旬の物を当たり前に食べていたことの贅沢さと有難さ。
春にはコレを、夏にはコレ、秋は、冬は、、、と
その季節の色とりどりを手間隙かけてお世話して、やっと美味しくなって食卓に並んでいたんだな、と
今ならその大変さがよくわかります。
田舎だから、それが当たり前で、何も大変なことではなかったのかもしれないけれど、そういう環境で育てて貰ったことが両親からの、祖父母からの最大の贈り物かもしれません。
私もいつか子どもたちが
その季節ごとにアレが食べたい!コレが食べたい!
と言ってもらえるようになるくらい繰り返し旬のものでご飯を作り、共に季節を重ねていけたら、それが最高の幸せです。
次回は『マコモダケの炊き込みご飯』の作り方を紹介します!
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